ドライブ途中の河原で、数人のかがんだ人々が・・・。
もしかして?・・・皆さんつくし採りをされてました。
さっそく翌日、参加してまいりました。
つくし採りのシーズンや場所
●つくしの時期
3月初めに近所で小さなスギナしか見かけず、今年は早かったの?っと
思っていました。
実は、つくしは2回生えるのだそう。
1回目(2月の終わり頃~3月の中頃)春の暖かい気温になり始めた時期
2回目(3月終わり~4月始め頃)日照時間が長くなる時期、桜のつぼみが膨らみ咲き始める頃、
←コチラが食べごろです。
毎年、同じ時期。
●場所は
大きな川の河川敷の土手、
日当たりの良い南斜面、
休耕畑、田畑のあぜ道、原っぱ等
毎年、同じ場所。
●選び方は
頭が良く締まって褐色のもの、
弾力のある太目のもの、
茎の節間が短いもので育ちすぎていないもの、
開ききってカサカサになってないもの等。
つくしの食べ方
●採ってきたつくしは、時間をおかずに
なるべく早く下処理に取り掛かります。
胞子がとぶので新聞紙などを広げて
↓
はかま取り
(はかまをつまんで、くるっと回転させながら取る。)
↓
2・3回水洗い(30分程つけておく)
↓
しんなりするくらいに茹でる(3分くらい)
↓
水にさらす(しめる程度)
↓
絞って水気をきっておく
●天ぷら(ゆでずに調理)
卵とじ
お浸し
炒り煮のご飯
マヨネーズ醤油あえ
茶碗蒸し
お吸い物
●下処理済みのものは、冷凍保存できます。
つくしの栄養・効能
アルカロイドを含み、大量摂取はNGですが、
抗酸化作用が強いカロテン、ビタミンEが多く、
ミネラル、食物繊維もバランスよく含まれていて、
糖質・タンパク質・脂質が十分に力を発揮できるように
潤滑油としての役目があるそうです。
フラボノイド類、コハク酸などの抗アレルギー成分が多く
入っているため、花粉症軽減効果を期待した飴もあるようです。
つくしの栽培
街中なので、毎年、春の訪れに会いたいなと思い、
胞子がついている袴などをお庭に置きました。
・・・ところが、スギナの生命力は凄いらしく、
田畑やガーデニングでスギナの排除に
多くの方が悩まされ、苦労していることを知りました。
スギナの根の一部を植えれば根付き、胞子でも
発芽するが、やめておいた方が良いでしょう・・・と。
!!!大慌てで掃きとったのですが、ドキドキ・・・。
おわりに
町中なのに、近くの小さな公園でも人知れず毎年こっそり出てくるつくしがあり、
楽しみにしている子供と秘密のお散歩、いつまで付き合ってくれることでしょう・・・。