行楽シーズン、新学期、新生活、と、お弁当を作る機会が
多くなります。
メニューも悩ましいですが、一番大切な事は、
腐らせないように安全な状態で食べられる事。
今一度、確認してみようと思いました。
お弁当を腐らせない調理方法のポイント
◎菌を殺す
必ず火を入れる(熱を通す)。
・前日のおかずを使うときには、もう一度火を入れる。
・冷凍食品の揚げ物などは、電子レンジで規定時間チンしてから
さらにオーブントースターで2、3分焼いてカラッとさせる。
・揚げ物は当日揚げるのがベストだけれど、
前日のものであれば、電子レンジ、トースターで温めなおす。
油取り紙を敷いて出来るだけ、油分を取り除いて、
油の酸化によるいたみを防ぐ。
NG!!・・・手作りポテトサラダ(マヨネーズ)・ 生のちくわ・
生のチーズ・生のウインナー・生のハム・生のシーチキン・マヨネーズ等
・わさびや生姜、梅干など、殺菌・抗菌効果のある食材を使用する。
※減塩やかりかりの梅は効果減、また、全体にまぶした方が効果大。
・ごはんを炊くとき、お酢をほんの少しいれるといたみにくい。
◎菌を増やさない
・よく冷ましてから詰める
・食中毒菌は水分が多いほど繁殖しやすいため、
お弁当に入れる食材は、水分の少ないものを選ぶか、
濃いめの味付けで、煮物などの汁気はからいりして
出来るだけ乾いた状態に。
NG!!・・・生のきゅうり&トマト・キャベツの千切り・
ホウレンソウのおひたし等
◎菌を付けない
清潔な環境で作業する。
・ゴムパッキンや蓋の溝にも気を付けて、お弁当箱を洗う。
・調理器具の洗い方、手洗いの徹底。
・ラップを活用したおにぎり。
お弁当の保冷と保温の工夫
・保冷バッグに・・・
+保冷剤
+凍らせたプチゼリー
+凍らせたペットボトルのお茶
+凍らせてジップロックに入れたおしぼり
の組み合わせでより温度をあげない工夫になります。
・凍らせて自然解凍させて食べるもの(冷凍食品、サンドイッチなど)は、
急いでいる朝も便利です。
お弁当の便利グッズ
お弁当の上にのせておくだけの腐らせないために防腐フィルムや、
中身に気を遣わなくていい真空にできるお弁当箱は、便利です。
ワックスペーパーなども、すっきりしきりに使えたり、
手づかみで食べるチキンやコロッケ、サンドイッチなど用途が多くて重宝です。
おわりに
お弁当作り、達人になれるのは、いつのことやらですが・・・。