新学期も落ち着き、夏休みも目前となってくると、
色々気がかりな子供の留守番や防犯のこと。
お稽古事やお仕事などを開始してサイクルも整ってきたところで、
気がかりの種では?
子供の留守番、何歳なら大丈夫?
個々の事情や、個人の成長により一概に言えるものでもないですが、
目安になるものがあればと思います。
子供の様子や考えをしっかりみて、信頼しつつも小さな疑問も捨てないで、判断したいです。
本人自身が、やって良い事悪い事の判断ができているか?
行動の結果やリスクについて想像力が働いているか?
どの程度、パニックになりやすいか注意力散漫になりやすいか?
即時の判断力、問題解決力がついてきているか?
子供によって、本当に個人差がありますね。
意外と見直すこともありますが、用心に越したことはありません。
子供の留守番、防犯の状況
●帰宅するときの注意
「いいゆだな」と覚えるそうです。
い・・・家のカギを見せない。
(カギはキーホルダーやチェーンでポケットなどの内側に留めて持つのがベスト。)
い・・・家の周りをよく見る。
(人がついてきていないかなど確かめ、場合によってすばやく行動する。)
ゆ・・・郵便ポストをチェックする。
(住所・氏名・電話など情報が持っていかれず、留守もわかりにくい)
だ・・・誰もいなくても「ただいま!」と言う。
(家に不審者がいた場合、逃げ出すキッカケになる。ついて来た人物に家に家族がいると思わせる。)
な・・・中に入ったらすぐ戸締り。
(素早くカギをかけることで、ついて来た悪意を持った人物が入れない。)
●訪問客
・一人の時は、出ない。
・インターホンで確認するなど。
●電話
・留守電にしておき、一人のときは出ない。
・ナンバーディスプレイで確認する。
・応対する場合は、はっきり、「こんにちは。」と騙せそうにない雰囲気で出る。
「お家の人はいる?」
→「お母さんは(家の人)今、手が離せないのでかけ直すそうです。
お名前と番号をお願いします。」
「何をしているの?」
→「お母さん(家の人)のお手伝いをしています。」又は「すみません。教えられません。」
「住所を教えて。」
→「ごめんなさい。わかりません。」又は「教えないように言われています。」
しつこい・怖くなった
→「用事があるので、ごめんなさい。」と静かに切る。
・不審電話の事例
住所を教えて・・・宅急便の住所が汚れて見えないから(宅配便)
・・・お家の人の落とし物をひろったから
・・・家の人がけがをしたので、送っていくから
お家の人と代わって・・・急いで連絡網回さないといけない(緊急連絡網)
・・・連絡したいことが有るから(会社の人)
●環境
・火の気のものは、目の届かないところへ
・留守番のときは、窓にもカギを
・窓下に台になるものを置かない
子供の留守番、ルール
まずは、留守番に慣れていないお子さんのルールを決めて、
試行錯誤で合ったルールに。
・ だれか来てもドアを開けない
・ あらかじめ決めた電話以外には出ない
・ 火は使わない(大きくなっても)
・何かあったらお母さん(お父さん)に電話する
・困ったときは○○さんの家に行く
おわりに
子供の混乱を招かないように注意しながら、理解、練習、確認、を繰り返し、
身につけていってほしいと思います。