田舎から、たくさんのつわぶきが届きました。
つわぶきの食べごろは、3月から4月。
さあ、一日がかりのご馳走作り!
食べるのは大好きですが、おいしいご飯までには、
ちょっと手間をかけて頑張らなくては・・・。
つわぶきの皮むきいろいろ
手間がかかるつわぶきの皮むきは、そのままむくのもOK。
葉を取り水洗いして、しばらく水につけておくと、
シャッキリしてむきやすいです。
アクが気になる場合はさっとゆでてから行った方が
手につきにくいです。
(細いので、茹ですぎに注意。くったりすると厄介です。)
とはいえ、
薄いゴム手袋は、必須です!
そのままで皮むきするのは、
●ポキッと折ってひっぱって皮をむき、取りそこなった部分、
違う方から折って・・・の作業。
●しんなり細いものは、ペティナイフやカッターナイフで
寝かした状態で削いでみます。
●もう、面倒!!ってなれば、金属たわしで囲んで、
ゆるく表面の産毛部分をこそげ落としも有りかと思います。
⇒むき終ったものから水に漬けておきます。
そのままのつわぶきの場合はシャキっと感が良く、
さっと茹でたものは、皮が幅広めに長く向ける気がします。
今回、ゆでずに皮むきから入り、薄いビニール手袋という、
油断した装備で行ったため、まっ黒指になってしまいました・・・。
酢とかレモン水とかで洗う。とか、薄めた漂白剤で洗うとか。
方法はあれど痛そうなので・・・あわあわ石鹸やお風呂で洗ってしばらく我慢することにしました。
つわぶきのアク抜き
皮をむいて扱いやすい長さに切った後、つわぶきのアク抜きをします。
●水に数時間つけておく(3時間~一晩)・・・我が家はこの後に調理します。
●しっかり抜きたい場合は
塩または重曹を加えたお湯で湯がき(3~5分ほど)、
水にさらし、ざるで水切りします。
さらにアクが気になる場合には、長めに水につけておきます。
●毎日水替えをしていれば、数日間冷蔵庫で保管できます。
必要以上に怖がることもないですが、肝臓によくない成分(ピロリジジンアルカロイド)も
有るため、アクはある程度除去した方が良さそうです。
つわぶきの食べ方あれこれ
つわぶきは、てんぷらや煮物でもおいしいですが、
薄味のきゃらぶき風に調理しておくのが一番重宝します。
●適度な長さに切って、油でいためたあと、
砂糖、みりん、酒、醤油で甘辛く煮ます。
汁気が少なくなるまで煮詰めて出来上がり。
佃煮にしたつわぶきは、冷凍して少しずつ、
常備菜として重宝します。
・そのまま、温めて一品。
・お弁当の余ったスペースにも。
・他の食材と卵でとじてボリューム感アップ。
・じゃこてんなどを細く切って、
カリカリに焼いたものとあえたり。
・細かくして、汁気を切ってごはんと混ぜておにぎりに。
・ちらしずしの具にも。
おわりに
たくさん作りましたが・・・
美味しくて、すごい勢いで食べてしまい、
結局冷凍する分までは残りませんでした。
ちょっと手間が面倒なのですが、とっても美味しいつわぶき。
いつも大量に作ってくれる義母は、本当にすごいと
実感しました。