心理学や統計学に基づいて科学的に幸せを感じる仕組み「幸福学」。
「言葉」をうけることで相手が心にイメージを持つことを想像しつつ
言葉を放つ「言葉かけ」。
どちらもハッピーな子育てに必需とされること。
親子で分かりやすく何気に取り込んでいけるような、
ヒントにできそうな絵本がたくさん見つかります。
寒い冬の間も本探しが楽しみに。
目次
「幸福学」と「言葉かけ」は子育てのキーポイント?
心理学、医学、経済学、経営学、工学などから、
「幸福学」の研究を行う前野隆司先生の出版本についての
コラムを目にし、興味のアンテナが向きまして…。
人が幸せを感じるとき関係しているという「4つの因子」を
子育てに活用するとよいと知り…。
幼稚園の先生の「言葉かけ」についてのお話の内容が
コラボして…。
実際に活用するのは「言葉」が基本?となり…。
気付けば、子供と読もうと絵本を漁っていたりして…。
幼児から学生、大人も心を動かされる、
読みたいと思う本がいっぱい発掘されます。
時間の捻出に悩むところです。。。
「幸福学」「やってみよう!」因子には
自己実現や成長によって得られる幸福感。
ほんの小さなことであっても、
親も子も興味のあることにチャレンジしてみることで
結果を導くチャンスが到来するといいいます。
「誰でも秘めた力がある」
ひとつひとつの質問が、あなたの中の力を発掘します。
レジリエンス(折れない心)を高め、ストレスを低減するハッピーワークショップや、人間関係を改善するメタ認知イメージワーク、マインドフルネスなどの共同研究のほか、コーチング、U理論、仏教などの知見を集大成し、効果的な実践法が見いだされました。ぜひ自分でわくわくしながら試してみてください。
…の説明書きから、もう、挑戦する気に満ちるのは目に見えています。
この小手調べもチャレンジのうちの筈。
「幸福学」「ありがとう!」因子には
つながりと感謝から見いだせる幸福感。
友達や家族とのつながりの大切さ、
感謝したり、親切にしたり。
様々な人との色々なつながりを多く体験することによって
幸せを実感します。
町の外れに「Life (ライフ)」という 小さなお店があります。 でもお店といっても、だれかが働いているわけでも、なにかを売っているわけでもありません。 ある冷たい風が吹いた日、 一人のおばあさんが「ライフ」にやってきました……。 冬の間も「ライフ」には、たくさんの人が訪れ、そしてすてきな春がやってきました。
…すうっと物語の流れに引き込まれて、幸せな結果がくる展開が心地よく
沁みます。
母であることのすべてがつまった絵本。親でいることの喜び、不安、苦しみ、寂しさ――
普遍の真実がシンプルな言葉で語りつくされる。
…読み聞かせは号泣により無理。でも、目の届くところに忍ばせておきたくなる本です。
「幸福学」「なんとかなる!」因子には
前向きと楽観の心で乗り切る力や日々を幸せに送ることが可能。
失敗や後悔、不満、不安ばかりの視線を変えて、
「なんとかなる」と楽観的に考え、できたことについて自分を褒めて
ポジティブに前進することで幸せに近づく。
子どもから大人まで、年齢を問わず新しい一歩を踏み出そうとするすべての人へ。現代のマザーグースといわれるスース博士が86歳の時に発表、人生のさまざまな出発のおりに贈る世代をこえたミリオンセラー。
…人生の先輩からは、学ぶことが多すぎて溢れています。
仕事・人付き合い・人生でつまずいてしまったあなたへ。幸せは“穏やかな心”に宿るー。世界250都市・1500万人の人生を変えた魂の言葉。
…ものさしや眼鏡の持ちようで、状況の見え方が変わると改めて教えてくれます。
「幸福学」「ありのままに!」因子には
独立と自分らしさから確立される幸福。
ともするとしてしまう他人と自分比較、
他人や環境のせいと思うことをやめることで、
自分らしく歩むことができるようになっていく。
「ボクにはあながあいています。なんの役にもたっていません」「そうだね おまえにはあながあいている。でもなんの役にもたっていないと思うかい?」一人一人にかけがえのない役割があると教えてくれる絵本。
…欠点なのか個性なのか?思いこみを取り除くと、
輝けることに気が付けるというお話。
著者が40数年間行ってきた講演をもとにつくられた言葉集です。
やさしい言葉とオリジナルの寓話を通じてすべての人に語りかけます。
…シンプルに語りかけられてくることに、どういう概念を
持つか?子どもと相違するか?も気になるところ。
おわりに
年齢を重ねていくたび、習慣や考え方、言葉の使い方、
何度も見直して修正されますが、
時折、こんな見直しチャンスを家族で体験してみるのも
良い時間となります。