真っ先にドジョウを飼おう!!っという選択肢、
あまり湧かないのではと思いますが…。
飼ってみればこれはアリ!!!のかわいさ面白さ。
癒し効果だって十分発揮。ふと思う日常の一コマです。
ドジョウのかわいさ面白さは意外ながらも
そもそも我が家にドジョウくん(さん?)がいるのも、
金魚さんを子どもがすくって帰り~
水槽を準備し~
金魚さんのお友達が増えたり減ったりし~
家族で金魚売り場を覘くようになり~
金魚さんより変わり種のルックスに子どもがチョイ惚れし~
金魚さんのお友達兼、水槽の賑やかし係兼、お掃除係として
適任だと期待され~
いつしか水槽メンバーとして暮らしています。
どこかの家庭にもありそうなパターンなのでは…。
金魚さんのような華やかさやかわいさは無く、
水槽のすみっこ暮らしで地味な感じかと思いきや。
予想外のかわいさと面白さに日々癒されたりしています。
思いがけない行動
金魚用に整えた水槽なので、川砂とかでなかったのですが
変わった形の小鉢を伏せて飼い始めました。
が、気に入らなかったのか一切小鉢は無視され、
潜るには粒が重い砂のため、
いつも水底のすみっこや作り物の水草のそばでじっとして
暮らしていました。
金魚用の餌を入れると、水面までにょ~んっと
食べにきます。
数年たったある日、あれっ!どこかな?といないので探すと、
何故かその日は水草の平らになった葉っぱに乗っかってじっと
こちらを見てる…ギョッ!!
たまに妙なところにいたりするんです。
金魚も飛び出しがあるので、水槽の蓋はしてあります。
ドジョウくんはたまにもの凄い勢いで上下左右暴走していたりします。
飛び出してしまうことも多々あるようです。
春に多い気がしますが、夜行性なこともあって
夜な夜な水温系をカタカタ移動させて行方不明にしているくらいの暴れよう。
冬はじっとしていることが多く、
この夏はさらに驚き!
夏の始まるころ、どこを探してもいないので、
まさかと思いながら砂をほっくり返したら、
ビョ~ンと登場。いたいた良かった^^
ところが毎日ご飯にも来なくなって、音沙汰がありません。。。
子どもたちも死んでない?っと心配してました。
埋まったままそれは悲しいと思いつつ、
確認も怖くそっとしておいたのですが。
30℃をちょっと超える水温になったりして
水槽そばの窓を多めに開けてどうしたものかと
心配だったこの夏が終わりかけのある日。
すっと温度が下がった日にいつものように現れて。
その後は度々、
真っ直ぐ上にシッポだけ出していたり、
頭だけ出していたり、
どうなってそうしてるのか…
vの字状に頭とシッポを出し背中が埋まった状態で、
見かけるようになりました。
(わぁ~もう一回してくれたら、絶対写真撮らなくては!)
もはや、チンアナゴの比ではないかもしれません。
大きくなって粒の重い砂でも潜れるようになったので、
暑い暑い夏のため
冬眠ならぬ夏眠?夏休み?していたようです。
すご~い!です。
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知らなかったドジョウの特技
それで、面白いことが他にも有るのかなと
調べてみると。
えっ!
おならするの?
腸呼吸をするので水面で吸った空気をお尻から出すそう。
知らなかった
ぜひぜひ見なくては。
えっ!
鳴くの?
ドジョウは口を水面に出し酸素を吸い込み、
腸を通過させて吐くとき、
チュウチュウと鳴き声のような、音をさせるそう。
面白~い!です。
ドジョウの飼い方初心者一押し
基本的に金魚と同じように飼育できます。
水温は、夏場27~31度、冬場7~10度 くらい
それ以下では冬眠することも。
水温変化の影響を少なくするため、活発なのとで、
おススメは蓋つき60cm水槽です。
カルキ抜きした水を、週1~月1、3分の1くらいずつ入れ替えます。
水槽の底に5センチくらいの深さで砂利・川砂(身体を傷めないよう
尖っていないもの)を敷きます。
エアレーション・水草(倒されないようにしたもの)・石・隠れ家用の陶器などを設置。
餌は、メダカや金魚のエサ、冷凍ミジンコ、冷凍アカムシなど雑食で
1日1・ 2回 金魚と同じく食べ残しで水を汚さない程度に。
金魚が餌を食べ残し水槽の底にたまってしまっても食べてくれる
お掃除番長です。
食べ損なわないように沈む餌が向いているようですが、
ガッツのある子は金魚の横取りもします。
ドジョウの寿命と丈夫さ初心者むき
金魚と比べても、断然丈夫なんだなと実感するドジョウ。
我が家にいるドジョウはマドジョウですが、
寿命は8~10年だそう。
少々の水温変化や水質変化にも強く、
餌も神経質にならずとも平気そう。
(金魚の餌だけでずうっとOK)
飼育している生き物が死んでしまうと結構ブルーになりますが、
長生き丈夫で大らかに楽しく暮らせることは大事です。
初心者にもすごく向いている、飼いやすさです。
おわりに
金魚にない愛嬌と飼いやすさで、
ドジョウ魅力再発見。
繁殖は難しいようなので、ウジャウジャとなることもなく
好環境を維持するのもラク。
失敗の少ない飼育もメリットです。