自由研究のネタに…珍しい?虫 ヒラズゲンセイの生態いかがでしょう? 

“ヒラズゲンセイって、何でしょう?”っていう質問。

最近、身近な人々にこの質問をすると、大体、返ってくる答えが…
“ヒ・ラ・ズ・ゲ・ン・セ・イって…誰?!”です。

この遣り取りがちょっと楽しくて、マイブーム♪

自由研究のネタに珍しい虫は如何でしょう?

ヒラズゲンセイって・・・?
実は自分も、クマバチ繋がりで少し前に知りました。
この“カッコいいイメージの歴史上の人物か?!”っと
思わせる名前が気になりまして…。

どなたかな?っと探すと、なかなか面白く…。
そして、カッコいいといえば、確かにカッコいい?
今までに出会った中で一番、一目見た印象、インパクト強し。

真田丸の甲冑兜を思い起こさせる、分かりやすい・・・
カッコいい・・・虫。
作り物?かと思うようないでたち、虫好き君ならずとも
興味をそそられるルックスです。

キムネクマバチさんもモフモフ・ブ~ンで、愛嬌と意外性があり人気者ですが、
こんなところで新たにスター性のあるヒラズゲンセイさん発見!です。

お二方の関係も興味深く、
ヒラズゲンセイはクマバチの巣に寄生しているそう。
そのためクマバチの巣のあたりで見かけるため、
ヒラズゲンセイ探しはクマバチの巣を探せ!からになるわけです。

そもそもクマバチの生態からになりますが、
こちらの記事もどうぞ⇒クマバチの危険性は?巣の駆除をするなら?からの意外な親近感♪

クマバチの巣は、柔らかい枯れ枝や年数を経た木造の建物などで見られます。
桜の木や藤だななどもよくいる場所です。
下向きの1cmちょっとくらいの丸い穴が開いていれば、そうかもしれません。
中が部屋別れしていて、一つずつの部屋に花粉と密でできた花粉団子と幼虫が入っています。
ゴールデンウィークの頃に母バチによってせっせと作られます。

ヒラズゲンセイは、6月半ばから7月中旬くらいにこの巣の周りで見つかることが多いようです。

ヒラズゲンセイ生態は?

甲虫目 カブトムシ亜目 
ツチハンミョウ科 ゲンセイ亜科

学名 Cissites cephalotes

体長は20~30ミリで、
独特の真っ赤な色に、黒い足や触覚。
黒い大きな顎を持っているのが雄。
このりっぱな顎のイメージが
紅いクワガタのように見える理由。
顎が小さいのが雌。

体や脚の関節から出す黄色い体液は、
「カンタリジン」と呼ばれる毒なので要注意。
人間の皮膚に付着すると、かぶれや水ぶくれとなり、
水ぶくれの破裂後は痒みを伴うカサブタになり、
長期間 跡が残ります。
潰したりしないよう、体液に触れないように
観察、或いはいっさい触らないで写真や図鑑のみで考察。
(残念ながら、地域も限定されますし…)

もし触ってしまったら、すぐに流水で流し、
かぶれたようなら皮膚科の薬で早めに対処します。

臭いも独特だそうです。

Cissites cephalotesは
インドネシア、マレーシアからフィリピン、ベトナムなどにも
分布している南方系の甲虫。

戦前から高知県で多く生息が確認されていて、
次第に本州の和歌山県や大阪府、三重県までも、
四国でも記録のなかった香川県にも近年になって急に広く分布するようになっているとのこと。

クマバチとの関係のせいか局所的に発生という、
特に南の地方だから多いでもなく、
不思議な広がり方をしているのも興味をひかれます。

ヒラズゲンセイの成虫は5月中旬~8月頃、特に6月に出現、
交尾をしてクマバチの巣の辺りに産卵するそう。
雌を求めて集まっていたり、争って敗れた雄が
その付近に落ちていたりもよく見られる様子。

ミステリアスなことに、1令幼虫はクマバチの成虫にくっついて
どこかへ出ていき、
翌年の7月から8月頃には発育し、どうにかしてまたクマバチの巣に戻るらしい。
そして擬蛹(ぎよう)と呼ばれる休眠幼虫の段階で越冬して、
脱皮し終令幼虫になり、
また蛹になってその年の5~6月頃に成虫になって出てくるそうです。

この過程を過変態というらしいのですが、二年かかって
成虫になる生き物なんですね。

一度出て行った一年間の暮らしと、巣への戻り方が謎なんだそう。
解明情報が待ち遠しくなります。

ヒラズゲンセイが巣立ったあとには、花粉団子もクマバチ幼虫も
見られないとのことです。
クマバチにとっては、やっかいで恐ろしい天敵です。


ヒラズゲンセイから広げる自由研究ネタ

ヒラズゲンセイの生息地の広がり方により、
温暖化の影響が考えられていることから、
その方向での自由研究も進められそうです。
他にも生息地の変化がみられる昆虫特集とか…。

ヒラズゲンセイの鮮やかな赤色は捕食する鳥への警戒で、
毒をもっているサインといわれています。
色と昆虫の生態についての調べものも楽しそうです。

同じような過変態のツチハンミョウについての
関係にも広げられそうです。
こちらも、ハナバチに寄生して生きているので、
比べてみると面白いのでは。

おわりに

紅い虫の魅力に取りつかれ、
自分の興味が止められず…
子どもの夏休みの自由研究のピンチにお助けになるかも…
っていう言い訳でもあります。
子どもは親のわがままに付き合って、快くお絵かきしてくれました♪

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