子どもの嘔吐は避けては通れない、
成長の過程に何度もお目見えするトラブルですね。
子供の嘔吐の原因はよくよく観察から
子供の嘔吐の原因は、
ちょっとしたことから重篤な事態まで様々で、
状態を伝えることが未熟な分、とにかく見逃しなく観察。
我が家も赤ちゃんの頃からずっと嘔吐がつきものの子がおりまして、
毎度のように嘔吐関連のチェックです。
ミルクの頃から、戻したものは緑色っぽくないよね、体重は僅かでも増えてるよね、とビクビクし、
その後は、
食事の飲み込みが苦手、
食材の感触が無理、
匂いが受け付けない、
自動車もNG、
いっぱい食べた、飲んだ、
急いで食べた、口いっぱい詰めた、
鼻が詰まる、
咳が出る、
1日便秘だった、
・・・と、日常から嘔吐するタイプなので、不調の見極めに気を遣います。
気管支炎・肺炎・百日咳?・・・咳や痰、熱などの症状
ウィルス感染?
・ロタウィルス
・カシリウィルス(ノロウィルス、サポウィルス)
・腸管感染型アデノウィルス
・エンテロウィルスなど
・・・食事の内容や出掛けた場所の状況なども確認
細菌感染?
アセトン血性嘔吐症?・・・顔色が悪く、頻回の嘔吐。コーヒーかすの様な吐物。低血糖。2~6歳の子供が、発症する。口臭が、アセトン臭、酸っぱい様な臭い。
腸重積?・・・、激しい腹痛と鎮静の繰り返し、おなかのしこり、血便など。
髄膜炎?・・・頭痛や高熱、首を曲げることが辛そうかなど。
盲腸炎?
頭を打つ?・・・頭を打つなど危険な事あったかの確認や他の症状。
お医者さんに判断して頂くにも、
不調の始まりや、食べたものなど、すっと出てこない時もあるので、
ベッドサイドなどに普段から気になった不調専用メモを置くと確実です。
子供の嘔吐のケアはしっかりインプット
嘔吐の後、スッキリしていそうな時はお片付けだけで心配ないですが、
気分の悪さがとれずに繰り返し吐きそうな時は、戦闘態勢です。
顔色、唇の色、手足の冷え具合、寒気の有無や熱の確認、受け付ける水分や食べ物の準備、
不調メモ、もちろん、早めに医療機関の予約も。
吐いたら、吐いた場所にもよりますが・・・
取り敢えず本人の目の前から臭いのするものは速攻で片付けて、
口をゆすがせます。
もし衣類についてしまったら着替え、
髪の毛についたらシャワーで流すか、少しなら蒸しタオルで拭き
サッパリさせます。
冷えていたら暖かくして、
必要としていたら本人の好きな香りのアロマオイルを垂らしたカイロなども持たせ、
スグ吐ける大きなメジャーカップ(100円ショップにある、1000ccくらいの持ち手つきのものが便利です。)をそばに置き、
枕付近はバスタオルを敷き、
落ち着く環境で休ませます。
落ち着いた様子で飲めそうなら、一口水分を摂ります。
ひどそうな時は3時間くらいおいたほうが良いようです。
本人の様子とか、唇の様子で判断し、間をおきながら少しずつ水分補給します。
経口補水液OS-1、アクアライトORSなどがベストですが、駄目ならゼリー状のものを、
無い時は水1リットル + 塩小さじ1杯 + 砂糖大さじ 5杯で作り、
飲んでくれない時はお茶、水、スポーツドリンクのレモン味、ジュース、お味噌汁、などを少量ずつ交換したりしながら経口補水液も試みます。
柑橘系のジュースや牛乳はNGです。
落ち着いていそうなら、
赤ちゃんなら搾乳してちょっとずつの母乳か粉ミルクもOK。
脱水症状の様子をコマメにお医者さんと相談しながら、
場合によっては吐き気止め座薬、点滴の処置も。
ひどい時ほど落ち着いて、
吐くものを詰まらせないよう、
尿が6時間以上あかずに出ているか、
口や目の渇き具合、動きなどをしっかり見逃さないようにします。
“ばい菌を追い出しちゃおうね”“頑張ってるね”と声掛けして、
少しでも気を紛らわせ忍びます。
子供の嘔吐の対処法、処理の仕方など・・・
本当に、子どもはよく吐くものだと実感します。
でも、いつの間にか成長していきます。
子どものよくいる部屋、居間や寝室には、
陶器やプラスチックの鉢にポプリやフェイクグリーンを飾っており、
イザとなったらスグ吐ける入れ物として使用しています。
上の飾りをサッと退ければ、トイレに間に合わない時の非常事態用に活躍です。
慣れると一人でも上手に使ってます。
被害は格段に減ります。
吐いたものをトイレに流し、洗面所で洗浄、塩素系漂白剤に浸けてしてキッチンペーパーで拭いて片付け完了。
普段からボロ布、使い捨ての手袋、除菌消臭剤は常備しています。
粗相した時は、
使い捨ての手袋をして嘔吐物の上にボロ布を被せ、
拭き取り、
除菌消臭剤をかけて拭き取り、
ポリ袋などに詰めて外ゴミ箱へ。
布製品や布団は、スチームをかけて、洗濯や拭き取り、消毒剤で対処します。
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学校や出掛ける時に何となく心配な時は、念のため、
ポリ袋を小さく畳んでポケットに入れています。
車酔いもあまりにひどかったため、一時期は乗らないようにしていましたが、
優秀な消臭剤で臭いに気をつけたり、
良い香りのタオルを持たせたり、
窓を開けたり、
100円ショップの粗相用の袋を常備し、
・・・成長もあり、次第に長距離もOKになりました。
おわりに
ちょうど老犬もいたので、あっちもこっちも粗相だったりしましたが、
優秀な除菌消臭剤やアロマなどが強い味方となりました。
重篤でなかったことを幸いに思って過ごせます♪
コチラの記事もご参考に⇒嘔吐物の処理の仕方 手順のダウンロード 家にあるもので代用なら?