身近に菜園を楽しむ方が増え、葉つきにんじんをたくさん頂きます。
ニンジン自体は年中栽培される中、秋~冬の間は特に美味しいシーズン。
やわらかい葉を食用目的で栽培されたものや、根が未成熟のうちに間引きされたものは、夏がシーズン。
ふわふわワサワサの葉は、とっても美しいです♪
人参の葉の食べ方は、自由自在!
店頭などでは、あまりお目見えしない人参の葉ですが、偲びやかな人気ものだったりします。
セリやパセリ、バジルなど香りのある野菜が楽しめる方には、同じように使用できて待ち遠しい食材の一つ。
面倒な手間もなく、彩りも良く、栄養も満点で重宝します。
水で何回かふり洗い、流し洗いしてきれいになったらOK、レシピの幅は広く、自由自在です。
●天ぷら・・・新鮮な香りとシャワシャワ感が楽しめる、シンプルで一番人気のレシピです。市販の油分の吸収を抑える天ぷら粉なら更にお手軽、ヘルシーです。
●かき揚げ・・・桜えび、ちくわ、ゲソ、帆立、しらす、人参、サツマイモ、ゴボウ、玉葱などトッピングはその時々で。
●ソテー・・・油ともお肉、青魚などとも相性が良いので、炒め物でも付け合せでも活躍。ゴマ油やオリーブオイルともぴったり。
●お好み焼き、チヂミ・・・いつものレシピに加える他、人参の葉をメインにしてうすいお餅とパリパリに焼き、めんつゆや酢醤油でさっぱりなど。
●ツナ缶・・・相性ばっちり。サラダ風にもパスタでも、スープでもチャーハンでも。
●サラダ・・・茹でたジャガイモやナッツ類と合わせると香りプラスで美味しい。
●ふりかけ・・・みじん切りにしてレンチン、水分をきってごま油でからいり、鰹節、ごま、じゃこなどを加えお醤油やお塩で味付け、細かくしたチーズを入れても美味しい。我が家では、子供の大好きメニューです。
●うどん・・・かけうどんに入れても、かき揚げで加えても、サラダうどんにしてもOK。
●おひたし、胡麻和え、白和え・・・少し甘めに味付けする方が美味しいです。
●オムレツ、卵焼き・・・彩りがきれいに、いつもとは違う香りも楽しめる。
●シチュー、スープ、味噌汁・・・一味違うトッピングに。
●ポタージュ・・・バターでニンニクと人参の葉を一緒に炒めて、豆乳や生クリーム、牛乳などとコンソメを加えミキサーで攪拌して濾す。
●きんぴら・・・ゴボウやニンジン、サツマイモなどのきんぴらと一緒にしてもぴったり。
●炊き込みご飯、チャーハン、ドライカレー・・・塩ゆでして細かくして、後から混ぜて彩りよく。鮭やアジ、鰊など美味しい組み合わせです。
●ジェノベーゼ・・・人参の葉+ナッツ類+ニンニク+オリーブオイル+塩をフードプロセッサーで攪拌。
●パスタ、ピザ、クラッカー・・・混ぜ込んでも乗せても、栄養と華やかさアップ。
●カレー、あんかけ・・・人参の葉が苦手でも、コッソリ使えます。
●ブーケガルニ、ソース・・・人参の葉はくさみとり力抜群。
●漬物・・・ぬかに漬けても、塩+鷹の爪+みじん切りニンニクと漬けても。
●佃煮・・・濃いめの味付けに煮て、松の実やクルミと一緒に。
●豆腐・・・鰹節とあえて乗せても良し、揚げだし豆腐でも美味しい。
●ナムル・・・茹でて、すりおろしシンニク+砂糖+醤油+酢+白ゴマ+ゴマ油に漬け置く
●パン、クッキー・・・生地に混ぜて焼けば、栄養も満足。
●ジュース、グリーンスムージー・・・グリーンスムージーは生の葉野菜とフルーツをミキサーにかけるだけなので、やわらかい葉の部分が利用可です。
●お茶・・・葉の部分を含めても良いのですが、茎の部分が固いのでカットしてネットなどに入れて乾燥させたり、煎ったりしたものを紅茶のように淹れます。消臭や便秘解消などの効能も。
人参の葉の保存法も色々
●根と切り離して新聞紙に包んでポリ袋に入れ、冷暗所で保管。
●花瓶などで水にさして保管
●洗って水気を取り、ジップ付きの袋に入れ冷凍する。凍ってから崩して使用。
●洗って細かく切り、自然乾燥かレンジで乾燥。乾燥剤入り密閉器で保管。
●軽く茹でて、フードプロセッサーなどでペーストにし、板状にのばして冷凍保管。
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人参の葉の栄養は優秀
根の部分より優秀と言われる葉の部分は、
β-カロテンの粘膜や皮膚の健康維持効果、
ビタミンEの抗酸化力や血行促進、
カルシウム、鉄分が含まれ骨対策、
カリウムやマグネシウムで疲れやむくみの軽減、
ビタミンCによって身体から発生する匂いに消臭効果が望めたりと豊富な栄養が詰まっています。
![]() 京のにんじん葉(1束) |
おわりに
上手に食材を使いまわして健康維持・・・楽しみながら、主婦力アップです。